1Fに母と祖母の暮らしとあるじの書斎、みんなが使うサニタリーを、2Fに子世帯の生活空間を配した、「お風呂帰りにおばあちゃんちに」という感覚の距離感の四世代住宅です。OMソーラーであたためた暖気で土間を温めて床暖する省資源の家ができました。
玄関扉から右が親世帯、左が施主の書斎。日が奥まで入りにくい1Fの採光のために、玄関の左脇に吹き抜けの三角形の出窓をつけた。
玄関はいっしょだが、2Fを子世帯、1Fが親世帯と施主本人の書斎と、フロアで生活空間が分かれている。
玄関へ入ると丸柱の前を左折すると主のエリアに、右折すると母達のエリアに直進して階段をあがると、キャリアウーマンの生活エリアへたどり着く。
2Fは子世帯の生活空間。高いところにある窓から、朝日を入れ、一日の明るいスタートを切れる食堂とした。2Fの床に無配筋のコンクリートの蓄熱スラブを薄く打ち込んでOMハンドリングボックスは二台付けている。