親世代が設計を依頼してきた20年前の家に、長男家族が住み継ぐ。稼ぎ手夫妻が、コンパクトに楽しく子どもの成長を見守る都内の家。設備は95%新設し、キッチンの向きを替えて、リモートワークのスペースも用意した三層住宅。
キッチンを向きを変えてコンパクトに新設
美味しい料理こそが癒しと幸せ、と元セラピストのたどり着いた本格厨房から、住み継いだお嫁ちゃんに、キャリアウーマンのコンパクトなキッチンを考えた。
新設ダイニングテーブル
チーク材は、家具職人の名作。3人家族はテーブルをもっと手前に出して、賑やかな食事空間にすることもある。前はこのエリアまでキッチンだった。
釣り棚は継承し、20年後新たな家族のあり方
釣棚はそのまま使い、他をリニューアル。円柱の周りは、キッチン側から炊飯器、電気ポットなどが置けるが、目隠しされている。
リモートワークエリア増設
ダイニングに新一年生の宿題コーナー。デスクワークができるPC台としてホームオフィスとなった。
ソファの色を若い世代の好みに
リビングは、壁を白く塗り替え、ソファーのクッションを白い皮張りにリニューアル
浴槽を泡バスに変更
ご夫妻でお仕事なのでお風呂タイムは親子の会話が弾む
洗面台を一式リニューアル
多機能洗面にしていたが、アメリカンデザインに変更
外観は20年前と変わらず
アプローチで少しづつ上がって、玄関は中二階までグレーシング階段で繋ぐ。半地下に居室が2部屋、セダンなら駐車場に入る。