やまびこの家

南も北も山並みを望む
八ヶ岳でも植生が幅広く分布するこの南傾斜面で、道路から下がった庭へ基礎3段階で着地。中二階も屋根裏部屋も2F客間も4人づつは宿泊可能。

建物種別:

所在地:

山梨県北杜市

暖房:

竣工当時の家族構成:

大戸2枚を片引きすれば、そこはガレージ兼大玄関。大家族で楽しむ卓球台もおける、スキーtuenup工房。都心の仕事兼自宅から解放されて、大家族で庭木や山並みを楽しむ。近い将来孫は6〜7人。スキップフロアーが庭から星空までをつなぐ。OMソーラーは、山荘の留守の間も新鮮空気を入れ替えている。

家の内外をドローンで撮影

ドローン撮影・ビデオ編集/持留 和也(モチドメデザイン事務所)

外の駐車スペース土間仕上は、砂利敷、土間コン、シラスとんとんの三種ストライプに、境界は深めのグレーチング。接道坂道の突発豪雨対策のため。

撮影/坂上 エリカ

ガレージの奥にスキーチューンナップコーナー、右奥は設備収納。大家族の靴がたくさん並ぶこともある玄関でもあり、卓球もできる。断熱の上に土間コンクリート。

撮影/坂上 エリカ

OMで屋根集熱による暖気を床下に送って床暖房。曇天続きの時は補助暖房として二次燃焼が決めての薪ストーブを活用。

撮影/坂上 エリカ

玄関から3段下がるとリビングエリアへ、そのフロアーが庭へ繋がっていく。2階個室群へはこの階段で、右手に八ヶ岳の勇姿を愛でながら上がる。

撮影/坂上 エリカ

一階デッキは奥行き1.8m、軒は2.1mの出、庭を少し上から俯瞰する。2件前隣の3階建てが目に入らぬよう建物配置を傾けている。

撮影/坂上 エリカ

長いソファーは大人二人が縦に昼寝できる。奥にパソコンゾーン。

撮影/坂上 エリカ

リビング

撮影/坂上 エリカ

あるじのPCコーナーは八ヶ岳と対峙する。

撮影/坂上 エリカ

夫婦寝室の障子向こうは、教会オルガンの電子版が鎮座する。

撮影/坂上 エリカ

中二階から見た階段ホールの手すりは、屋根裏OM点検のためのはしごを横に寝かせて設置。

撮影/坂上 エリカ

孫たち争奪戦のボルダリングで登れる2段ベッド4人分は、名付けてドミトリー。

撮影/坂上 エリカ

階段最上部に、換気環境を整える開閉型既成天窓。階段ホールには、サロンの引き分け戸全開で北に八ヶ岳も望める第二のリビング。

撮影/坂上 エリカ

サロンは多人数宿泊可能8畳大。

撮影/坂上 エリカ

サロン南側バルコニーは、南アルプスも星も美しい。

撮影/坂上 エリカ

2F客間は、縦長の8畳大、刺繍のブラインドを開けると富士が顔を出す。

撮影/坂上 エリカ

南面トップライトは横長最小の既製品。2階の個室にも光を配り、日時計のようにその光跡が広い居間を横断する。夏場はブラインドで調光。

撮影/坂上 エリカ

上方青い扉は、ドミトリーベッド二段目から、トップライト越しに南側の富士が見える。断面設計で1番苦心した高さの設定。

撮影/坂上 エリカ


プロジェクト一覧

  • やまびこの家

    南も北も山並みを望む
  • 輪つなぎの家

    港の見える2世代住まい
  • 瓦小町の家

    古民家→オフィスと住まい
  • 雪月花の家

    隠れ家付き
  • 桜結びの家

    5人の大人が避暑
  • 彫刻と住む家

    高低差と複合住居
  • 美竹の教会

    サイクロイド曲線のアーチ天井
  • 浮墨橋の家

    浮上する書家
  • のし包みの家

    北海道で完全断熱
  • 入れ子升の家

    男+5人の女
  • 鳥帽子の家

    若い世代が住み継ぐ
  • 隅立て稲妻の家

    斜面地のビスタ
  • 鯉笛の家

    コンサートルーム
  • 菱合わせの家

    全員アーティスト
  • 青海波の家

    塔あり
  • 銀星の住処

    最上階の我が家
  • 折り四つ目の家

    太陽熱最大効果の家
  • 重ね扇の家

    2階の書斎が特等席
  • 弓重ねの家

    鯉とクラシック